あとわたの紙ノート

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禁煙するとコミュニケーションチャンスが減る?

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禁煙によりコミュニケーションチャンスが減ることに対しての不安

禁煙してから1か月後にこんなブログを書きました。

atwata.hatenablog.com

現在も禁煙を継続しています。

上記ブログでも少し触れたのですが、禁煙に際しての1つの大きなテーマでもある「喫煙とコミュニケーション」についてまとめたいと思います。

禁煙に失敗する理由の一つとして、いわゆる喫煙所コミュニケーションを失いたくない、というのがあります。少なくとも自分は心配していました。 そもそも私がタバコを吸い始めたのも、周りの人が吸っていたから、というありがちな理由です。 タバコが吸いたかったわけではなく、当時の私の周りに存在していたコミュニティの多数派が喫煙しており、タバコを吸うことが必要だと感じたから吸い始めたのです。まさに社交場の理由です。

禁煙セラピーでも、「喫煙に利点などひとつもない」と書きながら、同時に社交上の助けになる、とも書いています。

タバコを吸うことによる社交上のメリット

私が10年以上タバコを吸ってきて起こった、リアルな社交場のメリットを思い出してみました。

  • 好意を寄せていた女の子と話すきっかけになった
  • 毎朝特定の時間に喫煙所に通うことで上司から仕事上のアドバイスを聞くことが習慣になっていた時期があった(仕事に慣れていなかった時期なので本当にありがたかったです)
  • 会議の休憩時間や会議終了後に「あの場ではああ言ったけど、実は…」みたいなぶっちゃけ話が聞けることがある (そんな裏で話すのはアンフェアだか現実問題として仕方ない)
  • 普段話すきっかけない他部署の人などと話をし、人脈を広げることができた
  • 取引先のお客さんが煙草を吸っていて、一緒にタバコを吸うことで、仲良くなり営業上の有利な情報を聞けることがあった

上記のようないわゆる損得を抜きにしても、喫煙者同士で単純に下らない雑談で盛り上がれるのが何よりメリットだし、失いたくないと考えていました。

また喫煙所コミュニケーションはタバコを吸っている間だけというように時間が限定されており、 吸い終わったタイミングで自然に話を切り上げることができるのもよいところです。

そういう意味でタバコを吸っていたから享受できたメリットがあったのは事実です。

実際禁煙をしてからコミュニケーションチャンスは減ったか

減りました。

今まで喫煙所で話をしていた人たちと話す機会は大幅に減りました。

では、喫煙所でコミュニケーションを失ったことにより、何か困っているかというと…困っていません。

というより、私も今回改めてこのエントリを書くまで喫煙所コミュニケーションがなくなったことを意識することがありませんでした。

喫煙所の前を通った時に、喫煙者が談笑したりしているのを見ると、懐かしく思うぐらいはあります。

しかし、ないならないで気にならないし、実際多くの非喫煙者はなくても普通にコミュニケーションをとっています。(当たり前です)

別に喫煙所でなくても普通に話をすれば良いし、いわゆる喫煙所コミュニケーションが行われている間に、(当たり前ですが)非喫煙者コミュニケーションが行われています。

長い会議の休憩時間などは格好の喫煙タイムですが、 喫煙者が喫煙所コミュニケーションを行っている間に、非喫煙者は非喫煙者同士で話ができます。

この経験は今までありませんでした。 最近は非喫煙者のほうがが増えているため、多くの人と話すチャンスが増える気さえします。

そもそも現在は喫煙者人口の減少により、上記に書いたメリットを享受しにくくなっています。

さらに喫煙所コミュニケーション的なメリットをタバコを用いないで提供しようという場も増えてきています。 (人が集まってコーヒーやお茶が飲める休憩スペースも増えてきたりなど。)

コミュニケーションを取る気がある人は、タバコがなくても話をしてるし、コミュニケーションを取る気がない人は喫煙所でも話をしません。

結論まとめ

  • 禁煙すると喫煙所コミュニケーションを失うのは事実
  • だけどそれはほかのことで代替可能
  • そもそも多くの非喫煙者と同じ条件になるだけだし、そのうち意識すらしなくなる

禁煙セラピー イラスト版 [セラピーシリーズ] (ムックの本 820)

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