朝会をするようにしたらチームのコミュニケーションがうまく回り始めた件
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自分含めて3人のチーム。 自分がチームリーダーをやっているのだが、
- メンバA君は問題があっても自分で抱え込んでしまうタイプ。
- こちらから声をかければ待ってましたとばかりに相談をしてくる。
- 自分から主体的に動くタイプではない。
- メンバB君は逆にガンガン質問しにくるタイプ。
- 質問相手が忙しそう、というような空気は読まない。
- もうちょっと自分で考えてから声をかけろよと言いたくなる。
そんなチームで1年ほど前から朝会を実施するようにした。
必ずしもアジャイルのプラクティスにのっとってやっているわけではない。 まず立ってやっているわけではない。 イスに座ったまま、リラックスしてやる。
話す内容は教科書通りに
- 昨日やったこと
- 今日やる予定のこと
- 問題点
をメインにしているが、必ずしもこの3つに限定しているわけではない。 積極的に雑談も行うようにしている。 (携帯変えたんだ、とか。通勤中に見た気になったニュースとか。)
周知事項(来週忘年会があるよとか)も、この朝会のときに伝えている。 また年間目標の進捗状況とかも1~2週間に1度このタイミングで確認している。
初めのうちは報告が定量的でなかったり、 作業予定に漏れがあったりすることも多かったが、 数週間経つと、それらの問題点も改善された。 そして朝会をするのが当たり前の習慣になった。
朝会の効果で一番大きいのは生産性が向上したことだろう。
生産性向上の理由はプログラミングのスキルが向上したからではない。 コミュニケーションがうまく回り始めたからだと思う。
まずA君が問題を抱え込むことがなくなった。それにより早い段階で問題の解決・軌道修正ができる。 最近では、話をすることに慣れたのか、朝会以外でも積極的に相談をしてくれるようになった。
またB君からの必要以上の割り込みがなくなった。 毎日朝会があることから、それを基準にしてくれ優先度の高いことは発生時点、優先度の低いことは朝会の時にまとめて確認してくれるようになった。
朝会といったが、必ずしも朝やらなくても、昼でも夜でもよい。 毎日ルーチンとしてチームでコミュニケーションをとる時間があるというのが大事なのだと思う。