【地元の魚たち】井の頭自然文化園 水生物館【ミニ水族館】
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毎日寒いです。
寒いと休日にお出かけするのも少し億劫になり、特に野外のお出かけスポットは候補から外してしまいがちです。
そんな時に候補になるのが水族館。
水族館は動物園と違って、建物の中なので寒い季節には助かるお出かけスポットです。
今回は吉祥寺の井の頭自然文化園の中にある「水生物館」を紹介します。
小さな建物なので、これだけを目的にくるタイプの施設ではありません。吉祥寺に来た時に、井の頭公園や井の頭自然文化園に遊びに行くのに合わせて見るのがお勧めです。
魚にさわれるタッチ水槽
最初にして最大のふれあいイベント「タッチ水槽」です。
小さい子供でも届く位置に水槽があり、魚に触ることができます。
魚はウグイです。コイの仲間らしいです。
傍にカメラのフィルムケースに入った餌があるので、それをあげるのを忘れないようにしたいです。
この魚が全然逃げません。むしろ餌を求めてがっついてきます。水に手を入れると結構激しく吸われます。痛くはないですがかなりの吸引力。 小さい子供とかびっくりしたり怖がるかもしれません。
アトラクション的な楽しさでは水生物館で随一です。
ミズグモ。水で生活するクモ
(写真がぼやけててすいません)
地味なんですがよくよく見るとすごいのがこれです。
ミズグモ。
名前の通り水の中で生活をするクモです。
たまに水に入るのではなく、一生のうちのほとんどを水の中で過ごします。
かなり珍しく絶滅危惧種だそう。
これはクモの形をした魚ではなく、本当にクモでエラ呼吸はできず、お尻の毛に空気を溜めたり、気泡の巣を作ってそこで呼吸をするそうです。
鳥や他の動物に食べられないように、水の中で生きられるように進化したのかもしれませんが、水の中はそれはそれで危険らしく、魚に食べられたり、水に流されたりしてしまうそうです。なので絶滅危惧種です。
クモなのに水の中にいるという不思議さについて子供の科学的な好奇心を育むことができそうです。
オオサンショウウオ
夜行性らしく、あまり動きません。でも動くと迫力があります。
こちらは特別天然記念物だそう。
一見グロテスクですが、このフォルムは男子は惹かれます。
怪獣的なかっこよさ。実際小学生くらいの子がずっと見てました。
カミツキガメ
外来種であり、心ない人が捨てたカメらしい。 カメが小さい頃は可愛いのですが、成長するとかなり大きくなり一般家庭で飼うには持て余す大きさです。
このカメが野生化して繁殖してしまい問題になっている地域もあるそう。
このカメを飼育している水槽にはあえて空き缶といったゴミも一緒に入れており、ゴミのように生き物を捨ててしまうことを警告しています。
これをきっかけに生き物を飼うことの大変さ、そして責任について子供と話してみるのも良いかもしれません。
まとめ
井の頭自然文化園の1施設なので小さいです。
ゆっくり見ても30分〜1時間ぐらい。ざっと見るだけなら5分ぐらいの滞在時間でしょうか。
そしてサメやイルカ、クラゲや熱帯魚、アザラシといった水族館の花形選手はいません。
関東近郊で実際に生息している水の生物を集めています。
一見地味ですが、私たちが住む町にはこれらの生物がいるのです。
身近にいるけど、普段は目にすることができないリアルな生態系を感じるにはオススメです。
- 作者: 奥谷喬司,武田正倫
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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公式サイト | http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/ |
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入園料 | 400円 |
電話 | 0422-46-1100 |
住所 | 東京都武蔵野市御殿山1-17-6 |