あとわたの紙ノート

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日経新聞を読むモチベーション

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多くの新社会人が日経新聞を読み始めてから、そろそろ飽きてくる時期かもしれない。

日経新聞を読むのなんて簡単だ。

株を買えば良い。

投資をすれば良い。

個別株でも良いし、日経平均ETFでも良い。日経225先物でも良い。

そうすれば日経新聞を含め、経済情報が気になって仕方なくなる。

自分の利害が関わらない情報を、教養のためとか、ビジネスパーソンとして当たり前だから、という理由で取得し続けられるものではない。

私も昔、社会人なら日経新聞を読んだ方が良いかな、という理由で購読していたことがあった。通勤電車の中で、ビジネスマン風に新聞を折って片手で読めるようにして読んでた。でもそんな習慣は長く続かなかった。

人間はそんな理由では情報の動機付けられない。

日経新聞を読んでいるおっさんは、そんな理由で読んでいるのではない。

自分の利害に関わるから読んでいるのだ。

たとえ、投資をしていなくても、多くのおじさんは日経新聞を読むことで、直接利害が発生する。仕事上で、それなりに重要な立場を任されるようになってくると、マクロ的な経済状況が日々の仕事の判断に少なからず影響を与える。 政府がこういう政策を発表した。どことどこの会社が合併した、など。 それらの情報が今日の仕事に影響がある。それによってビジネス上の判断が変わってくるのだ。となると情報収集も真剣にならざるをえない。

今日打ち合わせを行う取引相手と話す内容が変わってくる。 そういうダイレクトな利害関係があるから、経済情報を得ようというモチベーションが生まれてくる。

新入社員にそんなビジネス上の関わりが発生することは通常ない。 別に読んでも読まなくても、今日やる作業に変わりはない。

そんな新入社員の人でも、いますぐ経済の世界に関わりを持てるのが投資だ。

日経新聞の一面にポジティブな内容の記事が取り上げられたら、その会社の株価はぐーんと上がる。(実際その取り上げられた会社は昨日と今日とで特に何も変わっていないのに。)

自分が投資しているお金が、増減するとなると人間はそのことが気になって仕方がなくなる。それによって今日の夕飯がコンビニ飯になるか、高級寿司になるかが変わる。それによって夏休みに近所の公園で過ごすか、海外旅行に行くかが変わってくる。そうなると株価に影響を与える情報に飢えてくる。

そう。 日経新聞なんてそんな高尚なものではない。

競馬をやる人の競馬新聞。 ビジネスパーソン日経新聞。 役割は全く同じ。

金儲けのための1情報媒体として扱えば良い。

日本経済新聞 電子版/経済ニュースアプリの決定版

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