保育園の先生に学んだ2歳児のイヤイヤへの対応
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イヤイヤ期でイヤイヤする2歳児
「お風呂に入ろう」「イヤ!まだ入らない」
「お風呂から出よう」「イヤ!まだ出ない」
「ねんねしよう」「イヤ!まだ遊ぶの!」
道端でひっくり返って泣きながらジタバタしている子供。大抵それはイヤイヤ期の2歳児である。
全てにイヤと言ってくるイヤイヤ期。
ちょっとイヤというぐらいなら可愛いものだが、たまにギャン泣きして手がつけられなくなることがある。
そんな時どうするか。私たちに何ができるのか。
基本的にはイヤイヤさせてやればいい
このイヤイヤだが、私は個人的には自由にイヤイヤすれば良いと思っている。
子供は気がすむまでイヤイヤすればいいし、親もある程度感情を子供にぶつけてしまって良いのではないか、と。
第一反抗期と呼ばれるこのイヤイヤは、親側からしたらイライラするが、子供の成長に必要な過程である。
イヤイヤすることで、周りの大人を困らせる、イライラさせる。 そして大人になだめられる、もしくは「もう知らない!勝手にしなさい!」と怒られる。
こういった経験すべてが子供のためになるのではないだろうか。
(というか思うことにしている。)
育児マニュアルにあるような理想的で完璧に理解のある親である必要はない。
イヤイヤして親に怒られること。そんな経験も子供にとって大事なはずである。
(という自分への正当化?)
そもそも社会・世の中ってそういうものだし。
ただそうはいっても状況的にイヤイヤしてもらっては困ることもあるだろう。
静かにしていなきゃいけない公共の場所とか。
忙しい朝、早く出かけなきゃいけない状況とか。
そんな時の対策もそれはそれでできるようになっておきたい。
保育園の先生の対応
妻が子供の保育園のお迎えに行った時の話。
遊ぶのが楽しくなってしまって「おうちに帰らない!」という息子。
よくある光景なので、少し待ってみる。が、なかなか帰りそうもない。
仕事から疲れて帰ってきて子供のお迎えに来ている。早く帰ってご飯の支度をして食べさせなきゃいけない。お風呂にも入れなきゃいけない。
それなのに全然帰ろうとしない息子。仕方ないので強制的に抱っこして連れて帰ろうとした瞬間。手がつけられないほどの大泣き。
困り果てる妻。
すると保育園の先生が泣いている息子にこう言ったらしい。
「今日お散歩の時に見つけたセミの抜け殻をママに見せてあげようよ!」
そう伝えた途端、突然泣き止んだ息子。顔が明るくなり、帰ると言いだした。
お散歩コースでもある帰り道にセミの抜け殻があるらしい。それをママに見せたいらしい。
イヤイヤ泣いている子供をなだめたり、ましてや怒っても何も変わらない。
それよりも気分を切り替えるのが一番効果がある。
パンにジャムをつけるかチョコをつけるか
とある平日の朝。
うちは朝ごはんはトーストである。トーストにつけるジャムとチョコを用意しており、息子にはどちらかをつけるかを選ばせている。
朝ごはんの用意をしている私。着替え中の息子に聞く。
「パンに何つける〜?」「ジャム〜」
今日はジャムらしい。息子のトーストにジャムを塗ってあげる。
着替えが終わった息子がダイニングへ。
「ジャムはイヤ!チョコがいい!」と大泣き。
いやちょっと待って。意味がわからない。
が、嘆いても仕方ない。
- 「さっきジャムがいいって言ったよね」
- 「ジャムも美味しいよ」
- 「もう1枚トースト焼いて、そっちにチョコを塗ってパパと半分こしよう」
全て不発である。泣き止まない。むしろ泣きが激しくなっている。
そこで保育園の先生のテクニックを思い出した。
そうだ、一旦気分を変えさせよう。
ここまで泣くと子供は何で泣いてるのか自分でもわからなくなっている
一旦ダイニングからおもちゃがある部屋に戻る。
昨日買ってもらったトミカのブルドーザーとショベルカーで遊ぼうと誘ってみる。
まだ涙目だが遊ぶという。
2〜3分経って、そろそろ気分も変わったかなと思い、「ご飯食べよっか?」と聞いてみる。
「ジャムのパンを食べる〜」と笑顔。さっきのチョコへのこだわりは何だったんだ。
まとめ
基本的にはイヤイヤ期なんだからイヤイヤさせればいいと思う。
でもそうはできない状況もある。
そんな時はなだめるより、怒るより、気分を切り替える作戦に出る。
切り替え方法は人それぞれ。その時何が使えるか状況次第。
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