写真館で高い料金を払って写真をとるメリット

f:id:atwata:20170216004135j:plain

スタジオで撮る写真は高い

先日、地元の写真館でお宮参りの写真を撮ってもらいました。

ベビーコレクションというセットで、下記4つのイベントでそれぞれ写真を撮ってくれます。

マタニティフォト
お宮参り撮影
ハーフバースデー
1歳お誕生日撮影

計4回を14ページで1つのアルバムにまとめて作成してくれるセットです。お値段42800円。

高い！

高いですが、これはベビー専用のお得なセットであり、普通のフォトアルバムを作る場合は、4ページ7コマで39800円です。それと比較すると、このベビー専用セットは破格の安さです。

１回の撮影で数十枚の写真を撮ります。その中でアルバムに入れる写真を7枚選びます。

しかし実際写真を撮ると、7枚に選びきれないものです。

せっかく撮ったんだからこの写真を捨てるのは惜しいというのが出てきます。

笑顔もいいけど、キリッとしている表情もいい。帽子をかぶっているパターンと、かぶっていないのそれぞれのパターンが欲しい。アップの写真もいいし、引で全身が写っているのもいい、となるとドンドン枚数が増えていきます。

するとベビーセットとは別に追加でプリントしてもらったり、データをもらったりします。その追加購入に１枚当たりに数千円かかります。

ちょっと金銭感覚が麻痺しますが、せっかく記念の写真だし・・・とついつい財布の紐が緩みます。

正直高い。写真を撮るだけなのになぜこんなにお金がかかるのか悩みます。

それでも第一子の時も、第二子の時も結局写真館で写真を撮っています。

写真館で写真を撮るメリット

写真は日常的にもイベントの時もたくさん撮っています。それなのにあえて高い料金を払って写真館で写真を撮るのか。そのメリットはどんなところにあるのかを整理してみました。

1. 衣装を借りられる

まず、この衣装料金で撮影料の一部は相殺されると見なせます。

調べてみるとネットで子供のフォーマルウェアをレンタルしようと思うと3000円〜10000円ぐらいかかるようです。男の子ならフォーマルなスーツ・タキシード。女の子ならドレス。この料金が撮影料金に含まれていると考えて良いでしょう。

また、たくさんの衣装の中からその場で着替えられるので、やっぱり違う衣装に変えたいといったことは比較的柔軟に可能です。ちょっとサイズが違っていたり、着てみたらイメージと違ったというのはよくあることです。そこは単純な料金以上に大きなメリットでしょう。

2. スタジオでとってもらえる

スタジオでの撮影となるので、いくつかの選択肢の中から好きな背景を選べます。明るい雰囲気や重厚な雰囲気。室内なので限定はされますが、窓とか壁とかも複数の種類から選べます。また子供と大人の背の高さを揃えるための台とか、赤ちゃんを安定して座らせるためのチェアーとか、プロの道具が揃っています。花とかや小物とかもきちんと整備されています。

また今回はお宮参りということだったので、赤ちゃんのの命名書も用意してくれました。こういった小物を用意してくれるのもスタジオならではですね。

3. プロのカメラマンにとってもらえる

綺麗な写真を撮るための技術が高いことはもちろんですが、それ以上にプロの意地をかけて子供の笑顔の写真をとってもらえます。（もちろん子供の機嫌に応じた限界はありますが）

カメラマンというのはサービス業なんだと感心します。

カメラマンのスキルというのは単に写真を綺麗に撮れるというだけではなく被写体であるお客さんを楽しませるというのが、求められるのだと思います。

今回も、子供を笑顔にするために、うちわで風を送ったり、アンパンマンの人形を投げたり、様々なテクニックを駆使してくれました。

今回はパパママと2歳の息子、0歳の娘という4人で撮影を行ったのですが、カメラマンさんが楽しく撮影をしてくれ、2歳の息子も0歳の娘ともに笑顔の写真を撮ることができました。

4. 写真館で写真を撮るということ自体がイベントである

写真撮影というのが一つのイベントです。「お宮参り」とか「お食い初め」とかと同じように「写真撮影」というそれ自体が楽しいイベントです。

可愛い衣装を着て、素敵なスタジオで写真を撮って、というそれ自体が良い思い出になります。

ぶっちゃけ写真自体はそれほど見返しません。前回同じように高い料金を払って作成した長男のアルバムも見返したのは今回2回目です。届いた時に見て、ずっと押入れにしまっていて見直したのは今回。そんなものです。でもそれでも良いのです。見返さないからとって無駄だったとは思いません。むしろ撮らなかった方が後悔すると思います。

写真それ自体よりも、この写真を撮った時「泣いて大変だったよね」とか、「この１歳の撮影をした時に初めて立っちをしたんだよね」とかそういったことが思い出になるものです。