1ヶ月禁煙した結果
スポンサーリンク
10年以上毎日タバコを吸い続けてきました。1日1箱。1日20本。
一生吸い続ける気はないけど、今やめる必要はない。
やめようと思えばいつでもやめられる。でも今はまだそのときではない、と考えていました。
そんな私が、禁煙して1ヶ月経過しました。
いろいろ思うことがあるのですが、まとめると以下の3つです。
- 禁煙は開始タイミングが大事
- やめたからといって特別いいことがあるわけではない
- 非喫煙者向けの休憩時間を埋めるアイテムが何かあるべき
禁煙は開始タイミングが大事
もともとタバコをやめる気はありませんでした。
1ヶ月前に風邪をひきました。
風邪をひくとタバコが美味しくありません。
さらに喉が痛い、咳もでます。明らかにタバコを吸ったタイミングで咳が出ます。
普段は出ないのに風邪をひいて、のどがが弱っているようです。
それにしてもこんなに咳き込むなんて、元気なときは感じないけど体に負担をかけているんだろうなぁ。
習慣で風邪をひいている間も吸っていましたが、つらい思いをしてわざわざ吸う必要はありません。 風邪をひいている間ぐらいはやめてみるか~という軽い感じでやめてみました。やめるというか休止ですね。
このときは風邪が治ったらまた吸い始める気満々でした。
この風邪が意外と長引き1週間程度ゲホゲホしていました。 治ったタイミングで一本だけ吸ってみたのですが、これがまずい。 焦げというか廃油というか、まぁタールですよね。黒い油の感じ。 口の中にねっとりくっつくし。
さらに頭がクラクラします。10年以上ぶりのヤニクラです。 中高生なら気持ちよく感じる?のかもしれませんが、普通につらい。 ていうかこれ絶対体に悪い。
でもここで頑張って吸い続ければ、また美味しく感じるようになってしまうのは間違いない。
せっかく1週間も休止したんだし、せっかくだからこのまま休止し続けてみるか、というのが1ヶ月続いています。
実は過去数回禁煙にチャレンジしたことがあります。 続かなかった理由はだいたいこんな感じです。
- 土日に思い付きで禁煙してみる⇒意外といけるじゃん
- 月曜の仕事の打ち合わせが結構ハードだった⇒ストレス解消のため一服
今回私はたまたま正月休み+風邪をひくというのが重なったのが要因として大きかったです。 また正月明けも仕事が比較的落ち着いており、極度のストレスを感じることもいまのところありません。
そういうわけで、仕事が極端に忙しかったり、プライベートでいろいろ問題が起きている時期はやめるタイミングとしてあまりよくないと思われます。
やめたからといって特別いいことがあるわけではない
タバコをやめれば二十歳のころの体力を取り戻し毎日元気! エスカレーターなんか使わずに階段を軽やかに駆け上がる!みたいな期待をしていました。
今の自分は喫煙習慣というドラゴンボールの重い胴着を着ているんだ。 動きが鈍いけど、この重い胴着を脱げば体力が劇的にアップするのもだ、と。
ですが甘かったです。
おもったより体力アップしません。ちょっとは回復したのかもしれませんが日常生活で実感することはありません。 結局、体力が低下していたのは、運動不足だったり、年を取ったというのが理由のほうが大きそうです。
タバコをやめるメリットみたいなものが宣伝されすぎている気がします。 確かに基本的には良いことのほうが多く、禁煙してよかったのは間違いないのですが、 禁煙に対する期待が大きすぎて、思ったより「禁煙最高!」とはなりませんでした。
よくいわれる禁煙のメリットに対しての感想は、
節約になる
たしかに節約になります。1日430円。 1年で約16万。10年で160万。高い・・・けど、それぐらい使う趣味は多いし。 そもそもちょっとずつ減っているので実感がない。
禁煙して食事の量が増え、またガムをよく噛むようになりました。 禁煙により増えた出費もあり、お金が増えた感は薄いです。
タバコのにおいがしなくなる
これは文句なくいいことです。家族にも喜ばれています。
喫煙者はホントに自分ではにおいに気づかない。 禁煙すると喫煙者のにおいにすごく敏感になります。 喫煙者は自分が思っている以上にタバコくさいことにいまさら気づきました。
健康になる(はず)
私は今まで大きな病気になったこともなく、健康診断の結果も良好だったため、これも実感がありません。 中長期的にみれば、やめたほうがよいのは間違いないので判断できるのはもっと先になりそうです。
非喫煙者向けの休憩時間を埋めるアイテムが何かあるべき
タバコをやめた結果一番困っているのがこれです。
仕事において、ちょっと長めの打ち合わせに参加するときや、研修に参加するときなど、1~2時間おきに休憩が入るかと思います。 その時に非常に手持ち無沙汰なのです。
今までは一目散に喫煙所に向かっていました。 (そこで会議の内容について非公式の話をしたりすることもありました。 喫煙所コミュニケーションの効果についても整理したいのですが、 それだけで結構なテーマになりそうなので別途まとめたいと思います)
禁煙してからは何をしてよいのかちょっと戸惑います。 トイレに行って席に戻って、さてどうしよう、みたいな。
コーヒーを飲む、近くにいる人と話す、スマホをいじる、ボ~とするなどすればよいのですが、 どれもタバコを吸っていた時ほどしっくりこないのです。
休憩時間の間を埋めるアイテムにはどんなものがあるのでしょうか。 会議室とは別に休憩室みたなところがあり、そこにお菓子とコーヒーがあるだけでもだいぶ良さそうです。
非喫煙者向けの休憩時間を埋めるアイテムが一般的になることを切に願います。
追記
喫煙所コミュニケーションについて書きました。
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)
- 作者: アレン・カー,阪本章子
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 1996/05/01
- メディア: 新書
- 購入: 110人 クリック: 1,413回
- この商品を含むブログ (299件) を見る